「蕎麦と町中華と銭湯と」のWebサイトを立ち上げてから2ヶ月、蕎麦屋と町中華を巡るようになってからは4ヶ月半が経過しました。
この数ヶ月で、多くのお店に行き、たくさん食べてわかったことは「蕎麦も町中華も知らなかったことだらけ」ということです。
今回の編集後記では、この数ヶ月、食の中心が蕎麦と町中華の生活を過ごしてみて感じたことをまとめます。
まだ1%にも達していないのでは?
蕎麦屋と町中華を巡るようになってから、行ったお店、食べたメニューを記録しているのですが、記録するようになったのが2021年7月10日で、そこから2021年11月25日までで200食以上(蕎麦屋と町中華の合計)を食べました。
年間500食以上食べることを、Webサイトを始めた時の目標にしていたので、良いペースで、蕎麦屋と町中華を巡ることができています。
でも、お店を巡れば巡るほど、「一体、どれだけ食べれば『蕎麦と町中華と銭湯と』は目指しているようなWebサイトにできるのだろう」という思いを抱きます。
そもそも年間500食以上という目標を立てたのは、「500食を3年間続ければ、店数もメニューの数もそこそこ充実しているサイトになるのでは」と想像していたからです。
この考えは甘かったですね(笑)。都内にある蕎麦屋、町中華の数も1件あたりのメニュー数も何にもわかってなかったです(都内には蕎麦屋だけで2000件以上あるようです)。
200食以上食べましたが、都内にある蕎麦屋、町中華の件数と1店舗ごとのメニュー数などを考えたら、「まだ1%にも達していないのでは?」と思うようになりました。0.1%ぐらいかもしれません。
それだけ、多くのお店があって、蕎麦好きの方や町中華好きの方の中では有名なお店、地元の方々から長年愛され続けているお店がたくさんあると知る毎日です。
生活圏でも発見の連続
自分が住んでいる町、昔住んでいた町、今の職場がある町、昔勤めていた会社がある町。この辺りの蕎麦屋と町中華事情は大体把握できていると思っていました。
でも、実際に蓋を開けてみると、「自分の家から徒歩10分ぐらいの所に存在すら知らない蕎麦屋があった」といったことが何度もありました。
最近できたお店ではありません。その場所に何年も前からあったお店です。
「何度も通っていた道にあるお店に今まで気づいていなかった」というのもありました。
このサイトを始めなければ、ずっと知らないまま、気づかないままだったかもしれません。
ぜひ皆さんも自分が住む町、働く町のお店を調べ直してみてください。
普段通らない道や駅の反対側などに、実は蕎麦屋や町中華があるかもしれませんよ。
蕎麦屋も町中華もメニューが楽しい
これは、新宿御苑駅の近くにある北京飯店さんのメニューです。
種類がものすごく多いですね。数えてみたら100種類以上ありました。
でも、北京飯店さんが特別ではなく、メニューがたくさんある町中華は多いです。
蕎麦屋でも同じぐらいメニューが揃っているお店もあります。
種類が豊富なお店は料理を待っている間にメニューを見ているのが楽しいです。
「これはどんな料理だろう」と想像したり、「この中に今年1回も注文されていないメニューがあるのでは」と考えたりしています。
また、よくよく見ていると、「こんなメニューもあるんだ」と驚かされることもあります。
例えば、ラーメンがあるお蕎麦屋さんは時々お見かけしますが(新宿御苑駅近くの更科さんように、ラーメンが名物になっているお店もあります)、炒飯がある蕎麦屋を見かけたこともあります。
まだ行ったことはありませんが、蕎麦やうどんがある町中華も存在するようです。
このサイトを始める前は、「蕎麦を食べるから蕎麦屋に行く」、「町中華で食べるのはだいたい炒飯かラーメンか餃子」と思っていましたが、蕎麦屋や町中華の楽しみ方はそれだけじゃないんだと思うようになりました。
蕎麦・町中華以外の飲食にも変化が
毎日、毎食、蕎麦か町中華を食べているわけではありません。
1週間のうち半分ぐらいは他の食事です。
ですが、このWebサイトを始めたことで他の食事も変わってきました。
まず、吉野家さんなどの牛丼店に行く回数が極端に減りました。
牛丼やカレーがある蕎麦屋で食べることができますし、蕎麦屋にはカツ丼や親子丼もありますので、牛丼を食べるなら蕎麦屋に行こうかなと思うことが多くなりました(ちなみに、同じようなお店でも、ハンバーガー店に行く回数は以前とほとんど変わりません)。
次に、自炊の際は、蕎麦屋や町中華にあるようなメニューを作ることが減ります、魚と野菜を食べる機会が増えました。
特に、スーパーでお肉を買うことがほとんどなくなりました。
蕎麦屋も町中華も魚料理は限られます。野菜不足にもなりがちです。
そのため、家で食事をする時や魚や野菜を積極的に摂ろうと意識するよいうになりました。
また、家でパンやパスタなどを食べると、以前より美味しく感じるようになった気がします。
蕎麦屋と町中華では、蕎麦か中華麺かお米ですし、お米は家でも食べる機会が多いです(蕎麦と中華麺は家ではほとんど食べなくなりました)。
パンやパスタを食べる機会は、以前とさほど変わらない(週1〜2回)のですが、いつもの食事とは全く違う料理を食べているような感覚で、新鮮味があって美味しく感じます(自分の舌がめんつゆや町中華の味に馴染んでいるのでしょうね)。
そして最後に、飲み物も変わり、ミネラルウォーター中心になりました。
蕎麦のつゆも町中華も基本的には味が濃く塩分が多いので、その反動で飲み物は薄味のものを求めるようになったのかもしれません。
以前よりも水が美味しいと感じるようになりました。
コーヒーやジュースを飲むこともありますが(お酒はもともとあまり飲まないです)、蕎麦屋や町中華に行く際のカバンの中は、ミネラルウォーターが必ずと言っていいほど入っています。
まだまだ発見は続きそうです
蕎麦屋と町中華を巡るようになって気が付いたことをいくつかお話しいたしました。
このほかにも発見はたくさんあり、発見の毎日です。
今後も引き続き、発見や美味しい料理との出会いを繰り返しながら、1軒1メニューずつ増やしていきます。
このサイトのほか、InstagramやTwitterでも情報発信をしていますので、よかったらご覧ください。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。