新大久保のメインストリート(大久保通り)を明治通り方面に5分ほど歩いたところにある万年湯さん。多くの人で賑わう新大久保の中心街にあり、新宿東口や歌舞伎町からも近い銭湯で、広々としていて大きなお風呂が特徴。2016年にリニューアルをしていてキレイで、木の温もりを感じる建物も魅力です。このページでは、万年湯さんの男湯に入浴した際に確認した銭湯内の情報をまとめています。万年湯さんの近くにある蕎麦屋、町中華も紹介しています。
2016年にリニューアル。木の温もりが溢れる館内
万年湯さんは、2016年にリニューアルオープンしており、ロビーや浴場がとてもキレイな銭湯です。
建物が古い銭湯は苦手という方も心配なく利用できます。
外観やロビーは和を基調とした作りで、下駄箱、更衣室のロッカーなどは全て木製です。
珍しいものでは、入ってすぐの場所にある傘入れも木製となっています。
和の雰囲気を感じる作りで、暖色のライトによって温もりに溢れています。新大久保や新宿の繁華街がすぐそばにあるとは思えない落ち着きのある空間で、入浴する前から癒しをもらうことができます。
万年湯さんの施設情報
ここからは、万年湯さんの浴室内の情報を紹介していきます。
シャワーやお風呂について一覧にまとめました。
広さ | 特別広いわけではありませんが、都心にある銭湯と考えると大きいです。 |
洗い場 |
シャワー | シャワーは約25台。シャワーヘッドのみで温度調整はできません。 立ちシャワーも1台あります。 |
カラン | カランはプッシュ式で水とお湯に分かれています。温度調整不可です。 |
シャンプー・ボディソープ | 備え付けのものがあります。 |
浴槽 |
メインの浴槽 | 約40℃。5名以上の方が入浴できるスペースがあり、端に電気風呂とジェットバスもあります。 |
高温風呂 | 42〜43℃。乳白色のシルク風呂です。3〜4人程度の方が入浴できます。 |
水風呂 | 約20℃。4人程度の方が入浴できる広さです。 |
万年湯さんの魅力は、大きなお風呂にゆっくりと入浴できること。
都心はコンパクトな銭湯が多いですが、その中では広々としているほうで、シャワーの台数が多く、メインの浴槽も大きいです。
シャワーやお風呂のお湯は軟水が使われているそうです。
浴槽もメインのお風呂と高温風呂を合わせれば10名以上が足を伸ばして浸かれるだけの広さがあります。
水風呂は浴室の隅のほうにあり、ライトに照らされたムードある空間になっています。水風呂としてはそこまで冷たくないので利用しやすいです。
外観やロビーと同じように浴室内も和を感じるレイアウトで障子窓やタイル絵が目につきます。暖色のライトが使われていて落ち着きがあります。
サウナこそありませんが、「大きなお風呂にゆっくり入ってリラックスしたい」という方には申し分ない浴室です。
万年湯さんの脱衣所・ロビー
続いて、脱衣所の設備をご紹介します。
脱衣所 |
ロッカー | 通常の鍵式です。木製のロッカーでサイズは2タイプあります。 |
ドライヤー | 3台。メーカーはコイズミで3分20円。 |
その他 | 脱衣所内にドリンクの自動販売機と体重計があります。 |
万年湯さん脱衣所は木製のロッカーが目をひき、脱衣所すらおしゃれに感じます。100円を入れる必要がないタイプなので、小銭の用意は不要です。
また、ドライヤーは2台という銭湯が多いですが、3台あるのもありがたいです。
最後にロビーにある設備の情報をまとめました。
ロビー |
下駄箱 | 靴を入れたら札の鍵を取ります。鍵は自分で保管します。 |
券売機 | 入浴料は券売機で支払います。回数券を持っている方は購入せず、そのまま受付に渡します。 |
レンタルタオル | フェイスタオルが1枚レンタル無料です。受付横に置いてあります |
休憩スペース | 奥にベンチがあります。 |
奥の休憩スペースにベンチがあり、ドリンク販売などもされていますが、浴室や脱衣所と比べるとロビーはコンパクトです(お風呂を広くするためにロビーを狭くされたのかもしれません)。
入浴料は券売機で支払いますが、タオルやシャンプー、回数券などを購入する場合は受付にいるスタッフの方に直接支払うようです。
万年湯さんの行き方・店舗情報
万年湯さんは、新大久保にある銭湯です。
大久保通り沿いは韓国料理やコスメ、タレントグッズの店が並んでいて「本当に銭湯があるの?」とも思えますが、新大久保駅から大久保通りを明治通り方面に5分ほど進み、路地を曲がると、写真のように万年湯さんの門構えが見えます。
大久保通りから少し入ったところにあるため、新大久保をよく利用してるけど気づいていないという方も多いかもしれません。
アクセスは、新大久保駅のほかに大久保駅や東新宿駅からも徒歩圏内です。
新宿からは歌舞伎町からであれば徒歩10分以内の距離です。
定休日は土曜。時間帯によって混雑も
万年湯さんの定休日は月曜日ではなく土曜日ですので、週末に行こうと思っている方はご注意ください。
営業時間は15:00〜24:00となっています。
新大久保にあり、リニューアルしてキレイな銭湯ということもあって利用者の方は多く、時間帯によっては混雑しています。
近所に住んでいる方や銭湯好きの方、新宿や新大久保に遊びに来た方など様々な世代の方が利用しているようです。
地図・店舗情報
店名 | 万年湯 |
住所 | 〒169-0072 東京都新宿区大久保1丁目15-17 |
サービス・備品 | シャンプー、ボディソープ、ドライヤーなど |
公式サイト | 万年湯 公式サイト |
万年湯さんの近くにある蕎麦・町中華
最後に、万年湯さんから徒歩圏内にある蕎麦屋と町中華をご紹介します。
新大久保はやはり韓国料理店が多いですが、蕎麦屋、立ち食いそば屋、町中華も各所にあります。
本サイトで紹介している店舗からご紹介します。新大久保周辺で蕎麦や中華を食べて銭湯に入り、素敵な時間を過ごしましょう。
寿楽

寿楽さんは大久保駅の近くにある町中華で、万年湯さんからは徒歩10分程度の距離です。
ラーメンも定食も種類が豊富で、ほとんどのメニューが1000円以下です。
ラーメンは自家製麺、化学調味料不使用のスープを使用しています。
「蕎麦と町中華と銭湯と」の寿楽さん紹介ページへ
長寿庵

長寿庵さんも大久保駅の近くにある店で、椅子はありますが、立ち食いそば形式の蕎麦屋です。
安く手軽に食事ができる店として知られていて、200円〜300円台で蕎麦を食べることができます。
名物の天ぷらそばはわずか340円です。
「蕎麦と町中華と銭湯と」の長寿庵さん紹介ページへ
笠置そば

笠置そばさんは東新宿駅を出てすぐの場所にある店で、東新宿から万年湯さんに行く方におすすめの店の一つです。
立ち食いそば形式の店ですが、注文後に蕎麦を茹で、天ぷらを揚げるため、出来立てサクサクの天ぷらそばを食べることができます。また、カツ丼やカレーライスなどご飯ものも豊富です。
「蕎麦と町中華と銭湯と」の笠置そばさん紹介ページへ
そば処大むら

そば処大むらさんも、東新宿駅の近くにある蕎麦屋です。昔ながらの町の蕎麦屋という印象が強い店で、昭和にタイムスリップしたような空間です。
二八蕎麦を提供していて、蕎麦と丼もののセットなどが人気のようです。
「蕎麦と町中華と銭湯と」のそば処大むらさん紹介ページへ
その他の蕎麦屋・町中華
まだ本サイトで紹介できていない蕎麦屋、町中華もご紹介します。
町中華では、万年湯さんの近くに人気チェーンの福しんさんがあります。福しんさんの横の角を曲がるとすぐ万年湯という近さなので、中華を食べた数分後に入浴といったことも可能です。
新大久保駅前には餃子の王将さんもあります。
チェーン店以外では、新大久保駅の南側に大明飯店という店があります。
一方の蕎麦屋では、新大久保駅を出てすぐの場所に近江屋さんという店があります。明治時代から営業されている老舗の蕎麦屋です。