【2023年6月閉店】四ツ谷で唯一の銭湯・塩湯は、100年以上続くレトロ銭湯

飲食店が数多く並ぶ四ツ谷・しんみち通りのすぐ近くにある昔ながらの銭湯、塩湯さん。四ツ谷で100年以上前から営業していて長い歴史があり、現在では、四ツ谷、四谷三丁目エリアで唯一の銭湯です。近所にお住まいの方々から愛され続け、ランニングステーションとして活用しているランナーの方々もいらっしゃいます。このページでは、塩湯さんの男湯に入浴した際に確認した銭湯内の情報を掲載。周辺の蕎麦屋、町中華も紹介しています。

※2023年7月追記

塩湯さんは、2023年6月30日の営業をもって閉店となりました。長い間、お疲れ様でした。

2023年7月時点では、四ツ谷駅周辺には他に銭湯はありません。

四ツ谷で100年以上。今では地域唯一の銭湯に

塩湯さんの創業は大正5年（1916年）。100年以上の歴史がある銭湯です。創業から今日まで四ツ谷に住む方々に多く利用されており、昔ながらの町の銭湯といった雰囲気が強いです。

以前は四ツ谷駅から四谷三丁目駅の周辺にはいくつかの銭湯がありましたが、少しずつ減少していき、新宿通りを挟んで反対側にあった若葉湯さんが2017年に廃業されたため、現在では、塩湯さんが四ツ谷、四谷三丁目エリアで唯一の銭湯となっています。

塩湯さんの施設情報

ここからは塩湯さんの施設情報を紹介していきます。

広さ	町の銭湯として一般的な広さです。
洗い場
シャワー	シャワーは約10台。シャワーヘッドのみで温度調整はできません。
カラン	シャワーと一緒に設置されたカランに加え、約10台、カランのみが設置されていますどちらもプッシュ式で水とお湯に分かれていて、温度調整不可です。
シャンプー・ボディソープ	備え付けのものがあります。
浴槽
メインの浴槽	備長炭風呂です（ネットに備長炭を入れて浴槽に沈んでいます）。約40℃。4名程度の方が入浴できるスペースがあり、深めの作りです。
座風呂	約40℃。2名が入浴できます。ジェットバスになっています
バイブラバス	約40℃。1名が入浴できます
水風呂	7〜8名が入浴できる広さです。そこまで冷たくありません

塩湯さんは、浴室の手前に洗い場があり、右側にサウナ、奥に浴槽があります。

洗い場の左側と右奥にはシャワーとカランが設置されていて、中央はカランだけとなっています。

浴槽は、小さめの浴槽が4つ並んでいて、座風呂とハイブラバスは座って足を伸ばすことできます。

備長炭が入ったメインの浴槽は深めの作りでしゃがむような姿勢で入浴している方が多いです。

サウナ室は浴場内に後付けで設置されたような作りをしており、4人程度が同時に利用できる大きさのようです。

塩湯さんの脱衣所

続いては脱衣所の情報をまとめました。

脱衣所
ロッカー	通常の鍵式で、腕などに鍵を巻いて入浴します。正方形に近い、一般的な大きさです。
ドライヤー	3分20円。
その他	脱衣所内に体重計があります。