浅草橋の町中華、水新菜館(みずしんさいかん)さんのメニューから、あんかけ焼そば、タンタンメン、チャーハン、イベリコ酢豚定食、焼肉定食、餃子などの紹介と、お店の特徴や地図を掲載しています。
水新菜館さんは、明治30年(1897年)創業に果物屋からスタートし、その後、中華料理店になった老舗で、名物のあんかけ焼そばをはじめとした豊富なメニューと親しみやすい接客が人気。お昼時は毎日のように店前に列ができています。
それでは、あんかけ焼そばから順番にメニューを見ていきましょう。
あんかけ焼そば:990円
メニュー名 | あんかけ焼そば |
価格 | 990円 |
主な具材 | たけのこ、白菜、青菜、にんじん、きくらげ、マッシュルーム、うずらの玉子、エビ、豚肉など |
水新菜館さんの名物、あんかけ焼そばです。
少し甘くてコクがあるあんかけがたっぷりとかかっていて、様々な野菜、エビ、豚肉が入って具沢山。
麺は一般的な太さ。
素焼きされていて、焦げ目がついていて、ほんのりと香ばしさがあります。
タンタンメン:990円
メニュー名 | タンタンメン |
価格 | 990円 |
主な具材 | ザーサイ、長ネギ、青菜、玉子、ひき肉など |
水新菜館さんのタンタンメンは、豆板醤やごまだれを使ったスープの坦々麺とはスープも具材も異なり、ザーサイがたっぷり入ってラー油が効いた一杯(お店の方いわく、昔ながらのタンタンメンだそうです)。
あんかけラーメンのようでとろみがあって具沢山。ラー油で絡みもしっかりとあります。
葱肉麺(ツンロー麺):1040円
メニュー名 | 葱肉麺(ツンロー麺) |
価格 | 1040円 |
主な具材 | チャーシュー、長ネギ、パクチーなど |
お店のメニューに「ネギ香味ソバ」とも書いてある葱肉麺は、大量の白髪ネギと細切りのチャーシューが入り、その上にパクチーが乗っています。
醤油スープの中には大量の黒コショウが入っていて、コショウの辛さが効いたパンチのある味です。
焼肉冷麺:1040円
メニュー名 | 焼肉冷麺 |
価格 | 1040円 |
主な具材 | 豚肉、玉ねぎ、レタスなど |
焼肉冷麺は、茹で麺の上に豚肉と玉ねぎの炒めを乗せたもの。
麺は冷たく、焼肉は温かいので混ぜると常温ぐらいになり、ピリ辛に味付けされた焼肉で食が進みます。
冷やしの麺類でガッツリしたものを食べたい時におすすめのメニューです。
チャーハン:880円
メニュー名 | チャーハン |
価格 | 880円 |
主な具材 | 玉子、チャーシュー、なると、ネギなど |
家庭的な見た目のチャーハンは、パラっとしていて、コショウが効いた味付け。
細かく刻んで入ったチャーシューやなるとがアクセントに効いています。
中華スープ付きです。
イベリコ酢豚定食:1040円
メニュー名 | イベリコ酢豚定食 |
価格 | 1040円 |
主な具材 | 豚肉、にんじん、玉ねぎ、青菜、たけのこなど |
イベリコ豚を使った酢豚の定食。
お酢の酸味は控えめでコクのある味付けでとろっとしています。
イベリコ豚は揚げてあって柔らかく、野菜は大きめでゴロッとしています。
ライス、スープ、ザーサイ付きです。
焼肉定食:880円
メニュー名 | 焼肉定食 |
価格 | 880円 |
主な具材 | 豚肉、玉ねぎなど(焼肉定食) |
焼肉定食は、豚肉と玉ねぎを甘辛のタレで炒めたもの。
白ゴマも入っていて、濃い味付けでご飯が進みます。
レタスサラダにはフレンチドレッシングがかかっていますが、焼肉のタレをつけたり、焼肉と一緒に食べたりしても合います。
ライス、スープ、ザーサイ付きです。
餃子:570円
メニュー名 | 餃子 |
価格 | 570円 |
主な具材 | ひき肉、キャベツなど |
餃子は1人前で6個。大きさは少し小ぶりです。
皮は薄めで柔らかく、こんがりとした焼き目の部分はパリッとしています。
中のタネは少しコショウが効いていて、ニンニクの味もします。
水新菜館さんのメニュー
水新菜館さんでは、ここで紹介している以外にも様々なメニューがあり、写真のように、店の外にもいくつかメニューが貼ってあります。
ラーメンの種類が豊富で20種類以上あり、焼きそばは名物のあんかけ焼そば以外にも、上海焼きそば、かた焼きそばがあります。
ご飯ものは、チャーハンや中華丼などが揃い、定食類は紹介している酢豚や焼肉定食の他にランチタイムの日替わり定食などがあります。
町中華の定番メニューだけでなく、他ではあまり見かけないようなメニューもたくさん揃っています。
水新菜館さんの特徴、店舗情報
水新菜館さんは、浅草橋にある中華料理店です。
浅草橋駅から徒歩数分、江戸通りの柳橋二丁目交差点の一角にあります。
歴史を感じさせる建物で、店内はカウンター数席とテーブル席があり、20人から30人ほどが食事できる広さです。
上の写真のように、お昼時は満席で行列ができていることも珍しくありませんので、水新菜館さんで食事をする際は、ゆとりのあるスケジュールで行くことをおすすめします。
明治30年創業。果物屋から町中華へ
水新菜館さんの創業は明治30年(1897年)。
創業当初から浅草橋で営業されていたようですが、はじめは町中華ではなく果物屋だったそうです。
第二次世界大戦後に果物だけでなく、ラーメンなども提供するようになり、町中華になったのは、昭和49年(1974年)からだそうです(参照:SB食品『東京・浅草橋の名店「水新菜館」町中華 あんかけ野菜炒めの素』)
時代の変化とともにスタイルを変えながら、浅草橋に住む、働く方々の食を100年以上に渡って支えてきたお店です。
地図・店舗情報
店名 | 水新菜館 |
住所 | 〒111-0053 東京都台東区浅草橋2丁目1-1 |
会計 | 食事後に支払い(現金) |
卓上の薬味・サービス | 醤油、ラー油、酢、コショウ、つまようじなど |
お箸の種類 | 割り箸 |
食事だけでなくお店の方々の明るくて親しみある接客も人気で、食事をするのが楽しくなる中華料理店です。
あんかけ焼きそば好き、町中華好きの方は、近くを通った際などにぜひ行ってみてください。