日の出湯（稲荷町）。浅草、上野からも行ける天然温泉100%の銭湯

銀座線の稲荷町駅から徒歩数分の場所にある浅草天然温泉日の出湯さんは、天然温泉と付くように、無濾過の100%天然温泉に入浴することができる銭湯。樹齢1000年以上の檜を使用した古代檜風呂などがあり、少し足を伸ばせば、浅草や上野からもアクセス可能な立地です。

このページでは、日の出湯さんに入浴した際に確認したことなどから、施設情報をまとめています。また、入浴の前後に利用したい、近くの蕎麦屋、町中華も紹介しています。

100%天然温泉に銭湯料金で入浴可能

日の出湯さんの特徴は、100%の天然温泉だということ。

天然温泉を無濾過でそのまま使用しているそうで、他の銭湯と同じように銭湯の料金で入浴することができます。

歴史も古く、明治のはじめ頃からある銭湯で、2000年に現在のビル型の銭湯に生まれ変わったそうです。

ここからは、日の出湯さんの浴場の情報をまとめていきます。

まず、日の出湯さんは、1階と2階に浴場が分かれていて、男湯と女湯が定期的に入れ替わります。

1階はスチームサウナ、2階は露天風呂（屋根付き）の違いがあるようです。

この記事では、2階に入浴した際に確認した情報をまとめています。

広さ	都内の銭湯としては一般的な広さです。
洗い場
シャワー	シャワーは約10台。シャワーヘッドのみで温度調整はできないタイプです。
炭酸シャワー	炭酸水のシャワーが1台あります。5分100円で、使用時にお金を投入する必要があります。
カラン	カランはプッシュ式で水とお湯に分かれています。温度調整できません。
シャンプー・ボディソープ	レンタル（50円）があります。無添加のシャンプーとボディソープです。希望する場合は入館時に伝えましょう。
浴槽
メインの浴槽	5〜6人ほどが足を伸ばして入浴できる大きさ。熱めで43℃程度あるそうです。ジェットバスで背中や足元から噴出されています。
檜風呂	3人程度が入浴できる大きさ。樹齢1000年以上の檜で作られているそうです。
露天風呂（2階のみ）	7〜8人ほどが入れる大きさがあり、石造りで雰囲気があります。屋根が付いているので、雨の日も入浴可能。休憩できるスペースもあります。

日の出湯さんは、浴場の真ん中に浴槽が2つあり、両サイドにシャワーが設置されています。

シャワーが1箇所だけ立ちシャワーで、別料金で使用できる炭酸シャワーです。

炭酸シャワーは使う直前に100円を機械に入れる必要があるので、100円持って入浴しましょう。

日の出湯さんのWebサイトに、炭酸シャワーの説明が書いてありましたので、ご紹介します。

約1000ppmの炭酸が溶け込んだお湯には
・肌の血行を促進し
・発砲効果で汚れを落としやすくし
・毛穴の汚れを柔らかく流し易くし
頭皮の汚れを落とすだけでなく、
血行を促進してくれるため、
今まで届かなかった栄養が、頭皮の隅々まで届くようになります。

参照：日の出湯公式サイト

2階には、通常の浴槽と檜風呂、露天風呂があります。

檜風呂に関しても、日の出湯さんの公式サイトにあった記載をご紹介します。

こちらは樹齢１０００年以上の檜と言われており、
檜でできた木の浴槽は、肌触りがタイルとは違った優しさがあり
お湯の体感温度を少しだけ下げてくれます。

参照：日の出湯公式サイト

脱衣所の情報をまとめました。

ロッカーは木製で鍵をして腕につけておくタイプです（コインは不要です）。

ドライヤーは2台設置されていて、パナソニックの一般的なドライヤーは無料。

レプロナイザーという高級ドライヤーも設置されていてこちらは3分20円です。

入館してすぐの場所にあるロビーでは、入浴料を支払う以外に、日の出湯さん独自のコーヒーやコーヒー牛乳など、ドリンク類の販売もしており、店前の休憩スペースに腰掛けて飲むことができます。

また、バスタオルやシャンプーのレンタルを希望する場合は、入館時に入浴料と一緒に支払います。

日の出湯さんは、銀座線の稲荷町駅が最寄りの銭湯です。

稲荷町駅の1番出口を出たら、田原町方面に歩き、1本路地を入ったところにあります。

建物の目の前にLUUPのステーションが設置されているので、上野や浅草からLUUPで日の出湯さんの前まで来ることも可能です（浅草ROXの近くからだと10分かかりませんでした）。

また、定休日は月曜日ではなく水曜日で、営業は22時40分までで、銭湯としては比較的早めの終了時間となっています。