寿湯（稲荷町）。露天風呂や2種類のサウナなど設備が充実した東上野の銭湯

休憩もできる開放的な露天風呂が魅力

寿湯さんならではの魅力の一つが露天風呂。

東京都内にも露天風呂がある銭湯はいくつもありますが、寿湯さんは10人以上が入れるような広さの大きな露天風呂で屋根もほとんどないのですごく開放的（女湯は男湯に比べると少し小さいようです）。

晴れた日の日中は日差しを感じながらゆっくりと露天風呂に入ることができ、とても心地よいです。

寿湯さん自体は昔ながらの一軒家ですが、周囲はマンションに囲まれていて、日常と非日常が混ざったようなここならではの景色が広がっています。

ドラマの撮影やコラボなども

寿湯さんは様々な企画やコラボレーションも行っているようで、訪れた際は銭湯を舞台にした映画とのコラボレーションを行っていて、薬湯やのれんなどが映画にちなんだものになっていました。

また、ドラマ撮影などで使用されることも多々あるようです。

寿湯さんの施設情報

ここからは寿湯さんの浴室の情報をまとめていきます。

寿湯さんの浴槽の情報は以上の通りです。

洗い場は昔ながらの銭湯といった雰囲気の設備でシャワーが20台ぐらいあるので、待たずに使えます。

室内の浴槽では白湯がジェットバスや寝風呂など3種類ぐらいに分かれており、薬湯は日替わりで他のお風呂よりも熱いです（45℃前後だそうです）。

外に出ると露天風呂があり、足を伸ばしても10人以上が入れる広さでゆっくりくつろぐことができます。

銭湯では珍しくサウナが2種類

寿湯さんはサウナの設備も充実しています。

まず、ドライサウナと塩サウナの2種類があり、塩サウナは室内に塩が入ったバケツが設置されていて自分で塩を体に擦り付けて利用します。

どちらも5名以上が入れる広さ（ドライサウナの方が少し広いです）があります。

また、そちらも室内にテレビが設置されています。

水風呂も2つあり、一つは開放的な露天水風呂、もう一つは洞窟のような薄暗い空間にある洞窟水風呂で、通常の水風呂とは異なり、非日常感を味わえます。

さらにサウナのすぐ近くが露天エリアで、座って休憩をしながらサウナを楽しむことができます。

なお、男湯とお風呂の種類や広さに違いがあるようで、記載している内容は男湯のものです。女湯はサウナはドライサウナのみで水風呂は1種類のようです。

寿湯さんの脱衣所・ロビー

続いては脱衣所やロビーの情報をまとめていきます。

脱衣所が2階建てになっている珍しい作りで、ロッカーは100円を入れて後で帰ってくるタイプで、正方形型で奥行きがある作り。

縦長の長方形型の大きなロッカーもありますが、数は少なめで大きなロッカーの方が先に埋まっていくようです。

ロビー回りは町の銭湯では一般的な広さで数名が座れる椅子とテレビがあり、後は受付と券売機があります。

寿湯さんの行き方・店舗情報

寿湯さんの最寄駅は銀座線の稲荷町駅です。

駅から地上に出て稲荷町交差点を北に向かい、2本目の路地を左に曲がってすぐの場所にあります。

上野やアメ横からも徒歩10分程度の距離で、上野から浅草通りを浅草方面に進めば稲荷町の交差点に辿り着きます。

定休日は毎月第3木曜日の1日のみで、それ以外の日は午前11時から夜中の1時半まで営業しています。

地図・店舗情報

寿湯さんの近くにある蕎麦屋・町中華

最後に、寿湯さんの近くにある蕎麦屋と町中華を紹介します。

まずは、「蕎麦と町中華と銭湯と」に掲載しているお店から紹介します。

元長

元長さんは、上野駅の近くにある立ち食いそばで、自家製の生蕎麦を使用した天ぷらそばなどを食べられるお店です。

寿湯さんからは徒歩5、6分の距離です。

平日の朝から夜まで営業していますので、蕎麦を食べて、その後すぐお風呂に入ることもできます。

「蕎麦と町中華と銭湯と」の元長さん紹介ページへ

その他の蕎麦屋・町中華

立ち食いそばでは稲荷町駅前に小粋そばさんがあり、町蕎麦では寿湯さんの数軒となりに秋月亭さんという昔ながらの蕎麦屋があり、その隣には餃子屋台さんという町中華もあります。

町中華は他に紅楽さんや福来軒さんといったお店も稲荷町駅の近くにあります。

この他、上野駅やアメ横の方まで行けば、蕎麦屋も町中華も選択肢がたくさんあります。