大門駅のA6出口の目の前にある芝大門更科布屋(以下、更科布屋と記載します)さんは、寛政3年(1791年)創業で、江戸時代から代々続く歴史ある蕎麦屋です。自家製粉の二八蕎麦などを楽しむことができ、季節の蕎麦や限定メニューも豊富。それでいて、庶民的な価格で蕎麦を楽しむことができ、ランチや夕食で手軽に利用できるお店です。
このページでは更科布屋さんの変わり蕎麦、冷やしたぬきそば、角煮そば、親子丼、天重ざるそばセットなどのメニューや店舗情報を紹介しています。
更科布屋さんのメニュー
写真は更科布屋さんのメニューです。右側に冷たいそば、左側に温かいそばで、下段は変わり蕎麦や季節限定メニューが載っています。
更科布屋さんには、定番の蕎麦からここならではのメニューまであり、変わり蕎麦は1月なら唐辛子を練り込んだそばなど、月ごとに異なる蕎麦を提供しています。価格はメニューによりピンキリですが、かけそばやもりそばなら650円と安く、更科布屋さんが代々引き継いできた蕎麦を手軽な価格から楽しむことができます。
この他、ご飯ものの単品メニューや平日限定のセットメニュー、焼き物や揚げ物、前菜などの単品メニューもあります。
毎週月曜日と雨の日は大盛りが無料です。変わり蕎麦などの大盛りはプラス200円ですので、大変お得なサービスと言えるでしょう。
更科布屋さんの蕎麦メニュー
蕎麦メニューからは、つけとろ、冷やしたぬきそば、角煮そば、穴子天せいろを掲載しています。
つけとろ:900円
メニュー名 | つけとろ |
価格 | 900円 |
主な具材 | 大和芋、青のり、長ネギなど |
大和芋のつけ汁で食べるつけとろ。蕎麦からは良い香りがし、つけ汁は濃くて甘めでとろろがしっかり絡み青のりの香りも心地よいです。
蕎麦湯でとろろを最後までいただけます。
冷やしたぬきそば:900円
メニュー名 | 冷やしたぬきそば |
価格 | 900円 |
主な具材 | 天かす、しいたけ、きゅうり、カニカマ、錦糸玉子、長ネギ、大葉など |
更科布屋さんの冷やしたぬきは、天かす以外にも様々な具材が入っていて、彩りもキレイ。味がしっかり染み込んだしいたけは存在感があり、大葉を適量入れると香りが良くなります。
つゆは濃いめで甘辛いので、好みの量をかけて食べましょう。
角煮そば:1200円
メニュー名 | 角煮そば |
価格 | 1200円 |
主な具材 | 豚の角煮、いんげん、わかめ、長ネギなど |
6月から9月の季節限定メニューとして提供されている角煮そば。温と冷のどちらも注文でき、写真は温かい角煮そばです。豚ロースの角煮は程よい厚みでスライスされていて、とろけるような柔らかさ。
肉の旨味もそばつゆに混ざっています。
穴子天せいろ:1600円
メニュー名 | 穴子天せいろ |
価格 | 1600円 |
主な具材 | 穴子の天ぷら、ピーマンの天ぷら、長ネギなど |
町蕎麦のせいろメニューで人気の商品といえば、穴子天せいろ。更科布屋さんでは大きな穴子天を食べることができます。
ピーマンと並ぶとその大きさは一目瞭然。揚げたての天ぷらはサクッとしていて、穴子の身はふわっとしています。
変わり蕎麦
更科布屋さんでは、蕎麦にざまざまな素材を練り込んだ変わり蕎麦を月替わりで提供しています。本サイトのスタッフが食事した変わり蕎麦を随時更新していきます。
よもぎ切りそば(4月):900円
メニュー名 | よもぎ切りそば |
価格 | 900円(写真は大盛り1100円) |
主な具材 | よもぎ、長ネギなど |
4月は、蕎麦によもぎを練り込んだよもぎ切りせいろを食べることができます。
よもぎが練り込まれた蕎麦は濃い緑色。まるでよもぎ饅頭のように口の中に蓬の香りが広がります。
山椒切りそば(5月)900円
メニュー名 | 山椒切りそば |
価格 | 900円(写真は大盛り1100円) |
主な具材 | 山椒、長ネギなど |
5月の変わり蕎麦は山椒の香りが効いた山椒切りそば。
細かく山椒が入っていて、少しプチプチとした食感が特徴的。山椒の刺激もありますが、程よい刺激で甘くて濃いそばつゆと合います。
しそ切りそば(6月):900円
メニュー名 | しそ切りそば |
価格 | 900円(写真は大盛り1100円) |
主な具材 | しそ、長ネギなど |
6月はしそ切りそば。
蕎麦の中にしそが練り込まれていて、ほんのりとしその香り。山椒切りそばなどと比べると香りは控えめで通常の蕎麦に近く、クセは少なめです。
ささ切りそば(7月):900円
メニュー名 | ささ切りそば |
価格 | 900円(写真は大盛り1100円) |
主な具材 | 笹、長ネギなど |
7月はささ切りそば。
色味はよもぎと似ていますが、ささのほうが少し淡いでしょうか?笹団子を彷彿とさせる色味と香りが特徴です。
青柚子切りそば(8月):900円
メニュー名 | 青柚子切りそば |
価格 | 900円(写真は大盛り1100円) |
主な具材 | 青柚子、長ネギなど |
8月は青柚子切りそば。
黄色に少しだけ青みがかったような色。柚子の香りをしっかりと感じることができ、そばつゆに柚子の皮を入れるのとはまた違う香り方を楽しめます。
生姜切りそば(9月):900円
メニュー名 | 生姜切りそば |
価格 | 900円(写真は大盛り1100円) |
主な具材 | 生姜、長ネギなど |
9月は生姜切りそば。
色味は普通のそばにも近く、ほんのりと生姜の香り。薬味の生姜というよりも、自家製ジンジャーエールなどであるような生姜の香りがします。
更科布屋さんのご飯もの・セットメニュー
ご飯もの、セットメニューは 、親子丼と天重ざるそばセットを紹介しています。
親子丼:950円
メニュー名 | 親子丼 |
価格 | 950円 |
主な具材 | 鶏肉、玉子、玉ねぎ、たけのこなど |
親子丼は玉子とじの中に一口サイズの鶏肉がたくさん入っています。
玉子とじは甘めでつゆはしょっぱさがある味で、たけのこが少しだけ入っていて食感がアクセントになっています。
漬物、お吸い物付きです。
天重ざるそばセット:1050円
メニュー名 | 天重ざるそばセット |
価格 | 1050円 |
主な具材 | 海老天、ピーマン天、ナス天など |
平日のランチタイム限定で提供されている、天丼と蕎麦(ざる・かけ)のセット。
蕎麦、天丼ともにやや少なめのボリューム感で、天丼は黒いタレは濃くて甘さ強め。
海老天など3種類で海老天はプリッとしています(季節で天ぷらが変わる等は把握できていません)。
漬物、お吸い物付きです。
更科布屋さんの特徴・店舗情報
更科布屋さんは大門にある蕎麦屋です。大門駅のA6出口を出た目の前に店があり、大門駅以外では、JR浜松町駅からも徒歩圏内です。
創業は寛政3年(1791年)で230年以上の歴史がある蕎麦屋で、大正2年から現在の場所に店を構え、昭和60年から現在のようにビルの1階が店舗になったそうです。
更科布屋さんの歴史はお店の公式ホームページで詳しく紹介されています(更科布屋の歴史)。
店内は1階と2階があり、1階はテーブル席、2階はテーブルと座敷の個室があり、平日のランチタイム以外は個室を予約できるそうです。
お店は年末年始を除いて無休で営業しています。
自家製粉の蕎麦と濃厚な甘口つゆ
更科布屋さんでは、手引きの石臼製粉で蕎麦粉を挽いていて、良い風味を感じることができ、二八蕎麦、十割蕎麦、季節の変わり蕎麦など多彩な蕎麦で味わうことができます。
つゆは本醸造醤油、鰹節のだし汁、砂糖、本味醂の4種類を使った濃くて甘いつゆが特徴です。
地図・店舗情報
店名 | 芝大門更科布屋 |
住所 | 〒105-0012 東京都港区芝大門1丁目15-8 |
会計 | 食事後に支払い(現金など) |
卓上の薬味・サービス | 七味、つまようじなど |
お箸の種類 | 割り箸 |
ホームページ | 芝大門更科布屋公式ホームページ |