新宿通りから一本入った住宅街の中に佇む味遊心中屋さん。明治23年創業の100年以上の歴史がある蕎麦屋で、国産の蕎麦粉にこだわった二八蕎麦を提供。昼は蕎麦・うどんのランチメニューを食べることができ、夜は旬の素材の天ぷらやお刺身、蕎麦とお酒を楽しめるお店です。
この記事では、中屋さんのランチメニューの中から、重ねせいろ、おろしそば、玉子とじそば、カレー丼セットを紹介しています。
重ねせいろそば:710円
メニュー名 | 重ねせいろそば |
価格 | 710円 |
主な具材 | ネギ、わさび |
中屋さんの蕎麦の味や香りを感じることができる重ねせいろそば。せいろが2段重なって提供されます。
蕎麦はコシがあり、少し弾力もあります。そばつゆは濃いめでかえしの味がしっかりと感じられます。
蕎麦湯は蕎麦を食べている途中で店員さんが持ってきてくださいます。サラッとしていて飲みやすい蕎麦湯です。
おろしそば:810円
メニュー名 | おろしそば |
価格 | 810円 |
主な具材 | 大根おろし、かつおぶし、海苔、ネギ、かいわれ |
大根おろしとかつおぶしがたっぷり入った一杯です。
大根おろしがあっさりとした味わいとざらっとした感触を演出し、かつおぶしの香りが口の中に広がります。
そばつゆが熱めなので、大根おろしが入ってもつゆがぬるくなりません。
玉子とじそば:860円
メニュー名 | 玉子とじそば |
価格 | 860円 |
主な具材 | 玉子、海苔、ネギ、かいわれ |
ふんわりとした玉子で覆われた玉子とじそばは、玉子と海苔を少しずつそばに絡めて食べ進めていきます。
ほのかに香るゆずがアクセント。優しい味わいで体が温まります。
カレー丼セット:930円
メニュー名 | カレー丼セット |
価格 | 930円 |
主な具材 | 玉ねぎ、豚肉(カレー丼)等 |
カレー丼とミニサイズにせいろ又はかけに、サラダ、漬物もついたカレー丼セット。
カレー丼は、出汁が効いた蕎麦屋の和風カレーで、豚肉が大きめ。
カレー丼もそこまで量は多くなく、蕎麦やサラダが付いても食べ過ぎにならないちょうど良いボリューム感のセットです。
中屋さんのメニュー
上の写真は味遊心中屋さんのランチメニューで、1枚目がそば・うどん、2枚目がセットや日替わりメニュー等です。
レギュラーメニューのバリエーションは多くはありませんが、日替わりメニューは毎月ラインナップが変わるので、様々な味を楽しむことができます。
なお、ご飯ものは玉子丼やカレー丼、鴨の柳川丼などがありますが、単品販売はなく、蕎麦(またはうどん)とのセットになっているようです(日替わりメニューでご飯もの単品を見かけることはあります)。
国産蕎麦粉の二八蕎麦と自家製のつゆ
中屋さんの蕎麦は、蕎麦粉8、小麦粉2の割合で打った二八蕎麦で、店内には東京二八蕎麦の札が置いてあります。
国産の蕎麦粉を使用した蕎麦は喉越しにこだわり、つゆは先代から引き継がれてきた自家製のつゆを使用しているとのことです(参照:味遊心中屋公式サイト)。
中屋さんの店舗情報
中屋さんは、四谷四丁目交差点(新宿通り、外苑西通り)から数分の場所にある蕎麦屋です。
最寄駅は丸ノ内線の四谷三丁目駅で、2番出口を出て新宿通りを四谷四丁目交差点方面に直進し、交差点の一つ手前の路地を右折した先にあります。
創業は明治23年(1890年)と古く、100年以上にわたって地元の方々に親しまれ続けており、建物は品があって蕎麦屋というよりも料亭のような外観で、店内のライティングも暗めで雰囲気があり、お忍びで食べにきているような気分にもなります。
一方で、ランチメニューの蕎麦やセットは1000円以下のものが多く、肩肘を張らずに食べにいくことができるお店です。
店内は1階、2階があり、1階は細長いテーブル席で、2階はグループで食事ができる大きなテーブル席や座敷があるようです。
営業は平日の昼・夜と土曜日の夜で、日曜、祝日は定休日だそうです。
路地裏に佇む老舗は、ランチや夜の会食など、さまざまな場面で蕎麦や旬の料理を楽しむことができます。
地図・店舗情報
店名 | 味遊心 中屋 |
住所 | 〒160-0004 東京都新宿区四谷4丁目13 |
会計 | 食事後に支払い |
卓上の薬味・サービス | 七味など |
お箸の種類 | 割り箸 |
Webサイト | 味遊心 中屋公式サイト |